片付けたいけど疲れて動けないときに効く小さな工夫で心も部屋も軽くなるヒント

片付けられない気持ちと向き合う
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家の中がぐちゃぐちゃなのにどうしても疲れていて動けない日ってありますよね。

頭ではわかっていても、動けない…そんな日でも、片付けは“ちょっとした工夫”で前に進められます。

なぜなら、片付けは一気にやるものではなく、少しずつ積み重ねても十分に成果が出るからです。むしろ疲れているときに無理をすると続かず、余計に自己嫌悪になってしまいます。

私は以前、「今日はもう疲れて無理…」と思った日は、片付けも何もせず散らかった部屋を“見て見ぬふり”をしていました。そして翌朝、散らかったまま部屋を見て「なんで昨日片付けられなかったんだろう」と自己嫌悪…そんな日々を繰り返していました。

でもちょっとした気持ちの切り替え方や小さなアクションを意識したことで気づけば疲れた日でも片付けられる様になっていたんです。

この記事では、そんな“疲れていてもできる片付けのテクニック”を具体的にご紹介します。

なぜ疲れていると片付けが進まないのか?

疲れているときに片付けが進まないのは、体力よりも判断力が奪われているからです。

片付けは単なる肉体労働ではなく、「捨てるか残すか」「ここに置くか別の場所にするか」といった細かな決断の連続です。つまり、片付けは「判断力」を大量に使う作業なのです。

例えば、帰宅してヘトヘトのときに洋服を前に「今日はもう着ないし洗濯機に入れるべきか、それともまだ着られるから戻すか…」と考えるだけで面倒に感じませんか?体は動けても、頭のエネルギーが残っていないと決断ができず、結局そのまま放置してしまうのです。

つまり「疲れていると片付けられない」のは、意思が弱いからではなく、脳が決断する力を失っているから。だからこそ「やらなきゃ」と気持ちで押しても余計に動けなくなるのです。

疲れているときの第一歩は“ハードルを下げること”

疲れているときの片付けは、「完璧にやろう」とせず、まずはハードルを下げることが大切です。

高い目標を掲げると、疲れた心と体には負担が大きくなり、ますます動けなくなります。逆に「これだけならできそう」と思えるレベルに落とすと、自然と動ける様になりますよ。

これならできる!小さな片付け

  • 床に落ちているものを3つ拾う
  • 机の上の紙を1枚捨てる
  • トイレ行くついでにシンクにコップを置く

この様な小さなタスクに変えてみましょう。すると「ちょっとだけ」のつもりが意外と弾みがついて、気づけば10分くらい片付けられていた…なんてことも多いのです。

だからこそ疲れている日は、「片付け=大きなことをやる」ではなく「小さな一歩でOK」と考えること。ハードルを下げるだけで、気持ちがぐっと軽くなります。

みく
みく

“とにかく手ぶらで動かない!”と決めたら、片付け効率爆上がりしました!

“ながら片付け”で自然に進める

疲れていてヘトヘトなとき、やる気がまったく起きない。そんなときは、日常の動きのついでに片付けを取り入れる“ながら片付け”が効果的です。

特別な時間や体力を必要とせず、普段の生活に自然に組み込めるので、無理なく継続できます。しかも「片付けをした」という意識が薄い分、心理的な負担も少なくなるのです。

これならできる!ながら片付け

  • キッチンでレンチンしている間に、カウンターの上をひと拭きする
  • お風呂のお湯がたまる間に、脱衣所の洗濯物を仕分ける
  • テレビのCM中に、テーブルの上のリモコンや雑誌を整える

このように「何かをしているときのついで」なら、1分以内でできる小さな片付けがどんどん進みます。

つまり、“ながら片付け”は「片付けをするぞ!」と気合を入れなくても自然にできる方法。疲れている日でも、少しずつ部屋が整っていく実感が得られます。

5分タイマー片付けで脳をだます

片付けがしんどいときこそ、「5分だけ」と時間を区切って取り組むと、意外とスムーズに動き出せます。

人の脳は「長時間やらなきゃ」と思うと拒否反応を示しますが、「たった5分」と思えばハードルが一気に下がります。さらに実際にやり始めると、気分が乗って5分以上続けられることも多いのです。5分に限らず、「音楽1曲分」など自分で区切りがわかりやすい目安でいいのでやってみてくださいね。

これならできる!5分片付け

  • キッチンタイマーやスマホのアラームを5分に設定する
  • 机の上の紙類だけ、引き出し1段だけ、など範囲を決める
  • 「5分経ったらやめてもOK」と自分に許可を出す

たったこれだけで「やらなきゃ」の重荷が軽くなり、行動に移しやすくなります。

みく
みく

私はこの時、青春時代の90年代ダンスミュージックを1曲かけて歌いながらダイニングテーブルを片付けちゃいます(笑)

終わった自分をちゃんと褒める

片付けが少しでもできたら、自分をしっかり褒めることが大切です。

人は「できた!」という達成感があると、脳が快感を覚えて次の行動につながりやすくなります。逆に「これしかできなかった」と否定すると、やる気がどんどん減ってしまうのです。

それなのに、家族からは”主婦は家事をやって当然””主婦は片付けができて当然”と思われて、誰にも褒めてもらえない!
そんなときは、自分で自分をしっかり褒めてあげてください。

  • 「疲れていたのに、引き出しひとつ片付けられた。えらい!」と声に出してみる
  • お気に入りのお菓子やお茶を“ごほうび”にする
  • 日記やチェックリストに「今日も5分やった!」と書いて見える化する

こうすることで「片付け=気持ちいい体験」と脳が覚え、次に取りかかるハードルがどんどん下がっていきます。

つまり、片付けを続けるためには「小さな達成感を積み重ねること」がカギ。自分を褒めることが、片付け習慣を育てる第一歩なのです。

疲れていても「小さな片付け」はできる

「疲れていて動けない」と感じる日でも、工夫すれば小さな片付けは十分できます。

片付けは“気合い”で一気にやるものではなく、むしろ「小さく始めて小さく褒める」ことが続ける秘訣だからです。

  • 疲れて判断力が落ちているときは、そもそも片付けが進みにくいと理解する
  • 見えるところだけ整えて気分を切り替える
  • 5分タイマーで脳をだまして、短時間で進める
  • そして終わったら「今日もできた!」と自分を褒める

こうした工夫を積み重ねることで、「片付けはしんどいもの」から「ちょっとでも進むと気持ちいいもの」へと意識が変わっていきます。

つまり、疲れているときこそ「完璧」ではなく「小さな一歩」でOK。今日も、あなたのペースで片付けを進めていきましょう。

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